救済法の延長が決まりました。ただ延長されればよいのではなく,
次の5年は埋もれた被害の救済がしっかりと進むようにしなければなりません。
NHK NEWS WEBより
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171208/k10011251151000.html
「改正薬害肝炎救済特別措置法」が成立 12月8日 13時13分医療
血液製剤の投与によるC型肝炎の患者の救済をさらに進めるため、来月15日までとなっている国の給付金の請求期限を5年間、延長する「改正薬害肝炎救済特別措置法」が、8日の参議院本会議で全会一致で可決されて、成立しました。
血液製剤「フィブリノゲン」などの投与によってC型肝炎の感染が広がった問題をめぐっては、平成20年に「薬害肝炎救済特別措置法」が施行され、患者や遺族が裁判を起こせば、国と和解したうえで、症状に応じた給付金が支給される仕組みが整いました。
ただ、推計で1万人以上と見られる感染者のうち、先月末までに、給付金が支給されたのは2297人にとどまっている上、給付金を請求するための提訴の期限が来月15日に迫っています。
このため、さらに多くの患者を救済しようと、給付金の請求期限を5年間、延長する、特別措置法の改正案が、衆議院厚生労働委員長による委員長提案の形で提出され、今月5日に衆議院を通過したあと、8日の参議院本会議でも全会一致で可決されて、成立しました。